僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

4/22のカープ ヤクルト戦 涙雨もストレート勝負に収穫

4/22のカープ、ヤクルト戦は0-1でカープが敗れました。

 

試合記録

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 0 0 0 0 0 0     0 2 0
ヤクルト 0 0 0 0 0 1 0X     1 6 0

 

投手情報 

勝利投手  小川 (2勝2敗0S)

敗戦投手 岡田 (2勝1敗0S)

セーブ  なし

広島 岡田、薮田 - 石原

ヤクルト 小川 - 中村

本塁打   なし

 

 試合概要

今日も1点の勝ちの重い試合となりました。

岡田投手、小川投手の投手戦で5回まで0-0で試合は進みます。

 

カープは初回と4回に先制のチャンスはありました。

初回は四球二つをもらい、1アウト2塁、2アウト2, 3塁のチャンスを作りましたが無得点。

最後の松山選手の当たりは小川投手のグラブに当たらなければ抜けるかという当たりだっただけに残念でした。

 

4回は先頭丸選手がツーベースで打順の巡り合わせ的にも絶好のチャンスでしたが鈴木誠也選手、松山選手がランナーを進められずに凡退すると、エルドレッド選手は勝負を避けられ、続く安部選手はセンターフライ、得点につなげることができません。

 

対する岡田投手も4回、5回と先制のピンチはありました。

4回は2アウトからツーベースを打たれましたが西田選手を三振に抑えてピンチをしのぎます。

圧巻は5回でした。

 

先頭、開幕から好調の中村選手に3塁打を許しノーアウト3塁の大ピンチを迎えます。

8番大引選手は初球スライダーをファウルのあと、2球ストレートを続けて3球三振。

9番小川投手は初球スライダーファウルのあと、2球目にスクイズを仕掛けられますが外角低めにストレートを外しファウルにさせて追い込みます。

1球ボールを挟んだ後、再度ストレートで空振り三振を奪います。

1番坂口選手には全休ストレートでした。フルカウントまで粘られますが最後は低めのボール気味の球を振らせて三振。

三者連続三振の圧巻の投球でピンチを脱しました。

 

試合が動いたのは6回の裏でした。

先頭荒木選手にヒットを許すと、続く山田選手に四球でノーアウト1, 2塁のピンチを招きます。

対する4番バレンティン選手、3球目で追い込みますがファイルで粘られ、フルカウントで投じた9球目の外角低めボール気味のスライダーを打たれ、三塁線を破るタイムリーツーベースで先制を許してしまいます。

 

なおもノーアウト2, 3塁の大ピンチ。

迎えた5番、雄平選手は2球目のボール気味のスライダーをひっかけさせセカンドゴロに打ち取り1アウト。

続く6番西田選手を内角高めのストレートで詰まらせキャッチャーファウルフライに打ち取ると、最後は中村選手に全球ストレート勝負を挑みレフトフライに打ち取り最少失点で切り抜けます。

 

好投の岡田投手に黒星を付けたくないカープでしたが、7回裏途中で雨天コールドとなり、0-1で敗れ、カープは4連敗となりました。

 

試合の感想

岡田投手はナイスピッチングでした。

鍵となる先制点を許しましたがそれは6回のこと。

2度のノーアウトで3塁に走者を背負うピンチで強気にストレートを軸に投げ込み抑え切れるあたりに、岡田投手の今後の更なる好投に期待を抱きました。

 

特に6回の先制を許した後のピッチングです。

打線は不調、粘っていたが先制を許してしまいさらにノーアウト2, 3塁のピンチ。

ガクッときてズルズルと追加点を取られても何も不思議ではない場面でした。

雨も降る中、気持ちを切らさず投げ切ってくれたところに、ローテーション投手としての成長を感じました。

次回のピッチングも大いに期待しています!

 

打線も何とか1点を取ろうと必死です。

初回、田中選手が四球で出塁。

昨日はエンドラン失敗で盗塁死に終わりチャンスをつぶしたことを受けて、今日は堅実に送りバントを選択しました。

緒方監督をはじめとした首脳陣にも何とか1点、何とか先制点をという工夫が見られます。

 

もったいなかったのは4回でしょうか。

先頭丸選手のツーベース、アウト1つ取られても1つずつ塁を進めれば1点入る場面で、鈴木誠也選手がフルカウントからボール気味のストレートに空振り三振、松山選手は狙っていたのでしょうが、初球内角高めの難しいストレートを打ちあげ内野フライ。

走者を進めることができませんでした。

 

最後のチャンス、7回の2アウト2塁からの新井選手の打席は見ごたえがありました。

新井選手、小川投手それぞれの気迫が詰まった勝負は残念ながらショートゴロ。

新井選手がどうこう、というよりは小川投手が良いところに投げ切った打席だったと思います。

 

試合は7回途中雨天コールド。

8回が1番からで、期待の持てる打順だっただけに悔しい雨天コールドでした。

 

続けていても0点だっただろうと諦めていた選手はいないと思います。

諦めず、1つ1つの打席に集中、何とかしようと粘るのが去年のカープのあの逆転劇の多さ、優勝の原動力でした。

確かに打線は今湿っています。

1点を取るのにもあっぷあっぷ、苦しんでいます。

だからこそ選手が諦めないのであれば、それをファンとして支えたい、そう思います。

 

雨の中、現地観戦したみなさん、本当にお疲れ様でした。

 

4/23の試合展望

 

先発はカープが九里投手、ヤクルトがオーレンドルフ投手です。

この三連戦、2週間前と全く同じ先発投手での対戦になりました。

その3戦目です。

前回は好投していた九里投手が7回に2失点して逆転を許しましたが、直後に打線が5点を取り再逆転勝ちを収めた試合でした。

 

bokuranocarp.hatenablog.jp

 

九里投手はここまで3試合全て6回以上投げて2失点以内と抜群の安定感です。

ヤクルト打線もそれほど好調ではないだけに、とにかく序盤に先制点を与えないことです。

何とか3連戦3連敗は阻止したいところ、九里投手の好投は勝利の必須条件でしょう。

 

対するオーレンドルフ投手。

3試合で防御率は4.50ですが前回対戦では6回までで1点しか奪えていません。

打線は今日も2安打、それほど多くのチャンスは期待できないかもしれませんが、特に先頭打者が塁に出られた回を大事にしてもらいたいです。

アウトになりながらも塁を進めていく。

 当たり前ですが打線の不振に苦しむ今こそ1つ1つの進塁を大事にしてほしいと思います。

 

繰り返しになりますが、とにかくどんな形でもまずは明日の試合に勝って連敗を止めましょう!

明日も頑張れ、カープ!

  

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