僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

4/14 阪神戦 ルーキー加藤 2つの課題

4/14の阪神戦ですが、2-4でカープが敗れました。

 

 試合記録

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 0 0 0 1 0 0 0 1 0 2 9 1
阪神 0 0 3 0 0 0 0 1 X 4 7 0

 

投手情報 

勝利投手   メッセンジャー (2勝0敗0S)

敗戦投手 加藤 (1勝1敗0S)

セーブ  ドリス (0勝1敗5S)

広島  加藤、中田、ヘーゲンズ - 石原、會澤

阪神 メッセンジャー、マテオ、ドリス - 梅野

本塁打  なし

 

 試合概要

 試合は加藤投手、メッセンジャー投手ともに0に抑える静かな立ち上がりを見せます。

試合が動いたのは3回裏。

 

1アウトからヒット2本と四球で満塁とされると、原口選手に押し出しのフォアボール。

続く鳥谷選手にはライトへの2点タイムリーツーベースを打たれ3点を失います。

 

ルーキーを援護したいカープは直後の4回、先頭菊池選手が2ベースで出塁すると新井選手がセンターへタイムリーヒットを放ちすぐに1点を返します。

試合はそのまま加藤選手が粘りのピッチングを続けるのに対し、メッセンジャー投手はしり上がりに調子を上げて7回まで試合はそのまま3-1で進みます。

 

8回表、何とか追いつきたいカープは先頭安部選手がヒットで出塁すると2アウト2塁から田中選手がレフトへのタイムリーヒットで1点差に詰め寄ります。

しかし直後の8回裏、ヘーゲンス投手がヒットと自らのエラーでピンチを広げると、高山選手にタイムリーヒットを許し再び点差を2点に広げられます。

 

追いすがるカープは9回1アウト2, 3塁と一打同点のチャンスを作りますが後続が倒れ試合はそのまま終了。

カープは10連勝でストップ、2週間ぶりの敗戦となりました。

 

試合の感想

まずは先発したルーキーの加藤投手。 

6回3失点と試合は作りました。

相変わらず荒れ球でストレートに力もあり、ヒットはあまり打たれません。

しかし先発投手として投げるには今後克服しなければならない課題が二つ見つかりました。

 

1つ目は、今日の試合を見た誰もが思ったであろう四球の多さ。

制球力がないとはいえ、プロの投手が6回を投げて毎回四球を与えるようではどんなに抑えたとしても信頼できません。

また開幕ローテーションを外れる理由となった球数の多さにも直結する課題です。

計8四球、それだけで最低でも32球、単純に考えると2回長く投げられる球数です。

 

もう一つの課題は送りバント。

3回表0-0, 先頭石原選手がヒットで出て、送って上位打線に回れば先制、畳みかけるチャンスにつながるという場面でした。

結果は投手前に打球の勢いを殺せずに転がりダブルプレー、2アウトランナー無しとなり、先制のチャンスを潰します。

直後に失点したのは結果論かもしれませんが、投手も打席に立つ、セリーグの先発投手に送りバントの技術は必要不可欠です。

自らを助けるのはもちろんですが、チームの雰囲気に影響を及ぼします。

 

期待のドラフト一位、まだプロ2試合目の登板です。

一つ一つ浮き彫りになる課題をクリアしてくれるのを楽しみに応援したいと思います。

 

投手起用で議論になりそうなのは8回、1点差に迫った直後、前回今季初登板で1アウトも取れずに打ち込まれたヘーゲンス投手の起用でしょうか。

個人的には先を見据えた采配ということで結果的にダメ押しの1点を取られてしまいましたが賛成の立場です。

そもそもヘーゲンス投手は勝ちパターンの一角に食い込んでもらいたい投手です。

初登板の悪い感触を払拭してもらうためにもなるべく早く登板機会を与えたいところ、1点差とはいえビハインドの8回、相手は下位打線。

状況としては整っていたと思います。

結果は残念でしたが、中継ぎ投手陣の負担の平準化という意味でも、しっかりと先を見据えている采配だと思います。

 

攻撃面ではエルドレッド選手が休養、松山選手が先発起用されました。

新井選手にばかり目が行き、すっかり忘れがちですがエルドレッド選手も37歳の大ベテランです。

調子のよい今こそ積極的に休養を与えながら、長いシーズンを戦ってもらわなければいけません。

今日は移動日なしの移動ゲーム、松山選手は前日に初ヒット、初ホームランを放っていますし、長いシーズン松山選手にはやってもらわないといけません。

結果は伴いませんでしたが、こちらも先を見据えた意図のある采配だと思います。

 

追いつけませんでしたが、ダメ押し点を取られても最後まであきらめない攻撃は健在です。

何を変えるでもなく、これまでの野球を続けてもらえればと思います。 

 

4月15日の試合展望

先発はカープが岡田投手、タイガースが青柳投手です。

岡田投手は前回登板のヤクルト戦では9回途中1失点に抑える見事なピッチングでした。

早くも今シーズン2度目のタイガース戦の先発ですが、前回は主審の判定にも苦しめられ四球がらみで4回6失点でした。

今回も同様に打たれるようだとシーズンを通して嫌なイメージを持ちかねないだけに、何とか抑えてもらいたいですね。

打線は青柳投手が相手です。

青柳投手は前回登板が試合途中雨天ノーゲームとなりましたが3回途中まで無失点の良い投球をしたようです。

今日は2点しか取れませんでしたが、菊池選手に当たりが戻るなど、明るい材料もあります。

エルドレッド選手も明日は先発に戻るのではないでしょうか。

いつも通り、点を奪えなくても粘り強くプレッシャーをかけ続ける攻撃に期待したいです。

誰もが分かっていて、それでも中々難しいのですが、長い連勝のあとこそ、長い連敗を喫しないことが本当に大事です。

まずは明日の試合、勝つことを信じて応援しましょう。

頑張れ、カープ!

 

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