僕らもカープ

現在海外在住のカープファンが、現地観戦できない分の思いも込めて、カープを応援し続けるブログです。20数年来、カープを応援してきた視点から今年のカープの軌跡を自分なりに追いかけていくブログです。

4/13 巨人戦 緊張感は焦りと共に戻ってくる

4/13の巨人戦ですが、11-5でカープが勝ちました。

 

 試合記録

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
広島 4 0 0 0 0 0 0 0 7 11 12 1
巨人 3 0 1 0 1 0 0 0 0 5 9 1

 

投手情報 

勝利投手   ブレイシア (1勝0敗1S)

敗戦投手 カミネロ (0勝1敗4S)

セーブ  なし

広島  大瀬良、ブレイシア、今村 - 會澤、石原

巨人 吉川光、高木勇、マシソン、カミネロ、池田 - 小林

本塁打  マギー1号(1回裏2ラン), 松山1号(9回表ソロ), 石原1号(9回表3ラン)

 

 試合概要

 

初回のカープの攻撃。

9連勝中の勢いそのままに新井選手、鈴木誠也選手、エルドレッド選手、小窪選手の4連続タイムリーヒットで一気に4点を先制します。

 

しかし大瀬良投手が立ち上がり捕まります。

簡単に2アウトを取った後、坂本選手にヒットを許すと阿部選手にタイムリー2ベースヒットを打たれて1点を返されます。

そして続くマギー選手には2ボールからストライクを取りに行ったところをライトスタンドに運ばれ、一気に1点差、どちらに転んでもおかしくない試合となります。

 

続く2回の表、再びカープが巨人先発吉川投手を攻め立て1アウト1, 2塁となったところで、2軍戦で好投し、1軍昇格したばかりの2番手高木勇投手にスイッチ。

巨人が早めに動き、この回をしのぎます。

 

3回裏、巨人はヒットと田中選手のエラーでチャンスを掴むと、再びマギー選手。

詰まりながらもタイムリーツーベースを放ち、巨人が同点に追いつきます。

 

同点のまま試合は進み、5回裏。

巨人は先頭中井選手がヒットで出塁すると2アウトから阿部選手にタイムリーヒットが出ます。

試合がひっくり返って5-4、巨人1点のリードとなります。

 

8回までこのまま試合は進みますが、カープはあきらめません。

9回、開幕以来ノーヒットだった代打、松山選手に起死回生、同点のホームランが飛び出し、土壇場で追いつきます。

動揺する巨人守護神のカミネロ選手の隙を逃さず、田中選手の四球、菊池選手のバントが相手のエラーを誘いノーアウト2, 3塁とすると、丸選手が逆転の2点タイムリーヒットで試合をひっくり返します。

カープの勢いは止まらず、安部選手タイムリーで8-5。

止めは何と石原選手のスリーランホームラン(失礼ですが去年0本、久しぶりで本当に驚いたので許してください。。)!

9回表に7点を取り、11-5と試合を決定づけます。

最後は今村投手が抑えてそのまま逃げ切り、カープは引き分けを挟んで10連勝となりました。

試合の感想

 

開幕戦黒星のあと、引き分けを挟んでついに二ケタ、10連勝です。

今日は初回の攻撃で4点が入りました。

カープは9連勝と勢いに乗っています。

この時点で今日ももらった、カープのペースだ、開幕直後から10連勝か、そのように勝ちを意識した人はどれだけいたでしょうか。

大瀬良投手がまだ一球も投げていないのに、です。

 

かくいう広島坊やもその一人でした。

しかし冷静になるとどこかで今シーズン、すでにこういう展開の試合がありましたよね。

そう、開幕戦をジョンソン投手がKOされて落とした2戦目の阪神戦です。

 

初回、岡田投手が4点を失ったあの試合です。

9回までのプロ野球記録、26四球の試合と言った方が思い出しやすいかもしれません。

あの試合、今日と展開は似ていました。

岡田投手が初回いきなり4点を失い、開幕戦勝利に喜ぶ阪神ファンは今日ももらったと思ったのではないでしょうか。

しかしカープはあきらめず、初回にすぐに3点を取り返すと結果はご存知の通り、延長の末9-8でカープの逆転勝ちでした。

そう、この試合からカープの連勝は始まりました。

 

今日の試合、カープは細かいミスが目立ちました。

初回4連続タイムリーの中、最後の小窪選手のタイムリー、2塁走者のエルドレッド選手は打球判断に迷い、3塁に進めませんでした。

直後に會澤選手もヒット。

ただ、エルドレッド選手はホームに帰れず、結果5点目を逃す形となりました。

 

初回の阿部選手の反撃ののろしとなるタイムリー2ベースの処理もそうです。

坂本選手の走塁をほめるべきです。

しかし、その裏では鈴木誠也選手の処理を多少もたついたことも失点に結び付いたのではないでしょうか。

同点とされた3回の田中選手のエラーは言うまでもありません。

 

勝負事では一度気を緩めると、再び気を引き締めたとき、緊張感とともに焦りが一緒についてくると聞いたことがあります。

今日はそういう試合だったのかもしれません。

 

ここまで負け試合のような感想ですが、そうです、カープは違いました。

大瀬良投手、5回までに5点を失いながらも6, 7 回を無失点に抑えました。

 1点ビハインドでベンチはここまで無失点に抑えているものの、それほど内容の良くないブレイシア投手を投入しました。

ブレイシア投手、期待に応え、先頭に2塁打を打たれながらも何とか無失点に切り抜けます。

菊池選手も相変わらずの守備でダメ押し点を防ぎました。

 

そして開幕以来ノーヒットだった松山選手です。

ここで松山選手を送り出したベンチの思い、9連勝と絶好調のチームに貢献できないもどかしさを感じていたであろう松山選手の思い(昨年同様ですが代打の代打を出された試合もありました)。

ドラマを感じずにはいられません。

これだからカープファンはやめられません。

 

同点に追いつけば、勢いは完全にカープでした。

動揺するカミネロ投手を見逃さず、お得意の逆転劇、一気呵成のビッグイニング。

ブログを書いていると分かりますが日替わりでヒーローが出てきます。

本当に野手陣は絶好調です。

敵地での2位巨人戦に3連勝です。

 

今はチームとして負ける気がしないでしょう。

しかし長いシーズン野手陣がこのままの調子で点を取り続けられるとは思えません。

その時に投手陣の踏ん張りが求められます。

今日の試合を教訓に(負けなかったですが、気を引き締めるにはうってつけの試合でした)、このまま連勝を続けてほしいと思います。

 

4月14日の試合展望

 

カープは移動日なしで敵地甲子園に乗り込みます。

先発はカープが加藤投手、タイガースがメッセンジャー投手です。

加藤投手は前回、9回途中までノーヒットピッチングと記憶に残る鮮烈な1軍デビューを果たしました。

前回同様のピッチングを期待はしていますが、プロの世界、そんなに甘くはいかないでしょう。

とにかくまずは6回まで、野手陣を信じて試合を作ることに集中してほしいと思います。

打線は開幕戦で敗れたメッセンジャー投手が相手です。

ただし敗れたとはいえ、6回途中まで4点を奪っており、抑えこまれたわけではありません。

メッセンジャー投手は前回登板のヤクルト戦も、球数がかさんだ6回に崩れています。

甲子園でのメッセンジャー投手は簡単には崩せないでしょうが、いつも通り、点を奪えなくても粘り強くプレッシャーをかけ続ける攻撃に期待したいです。

1つずつ、11連勝目指して、がんばれカープ!

 

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